2011年12月23日金曜日

883L③

皆様こんにちは。
クリスマスを目前に控えいかがお過ごしでしょうか?
凍てつく寒さにもかかわらず最愛の方を隣に心温まる方
そんな方々を横目に独り心も体も凍結寸前の方
街を見渡せば様々ですが
ハーレー神戸はポイント倍増クリスマスセールで
皆様の心と懐を暖めております。
この機会に気になっていたあのパーツもいかがでしょうか。


さて前回に続きまたまた883Lカスタムシリーズ第3話です。


今回はごくごく一般的な作業で
普段このようなブログ等でクローズアップされるようなものではありませんが
せっかくですので


ということで



まずはこちらが前回ご紹介したコックピットビュー。












そしてこちらが、中央にあるスピードメーター。
今回はまずこちらの交換から













ご存知「Dakota Digtal Speedmeter」
ハーレー神戸ではもはやカスタム一軍スタメン出場。
フルデジタルディスプレイで手軽にハイテックマシンに。









LCDカラーはレッドで行きました。同じ仕様でブルーもございます。
ここのカラーもトータルコーディネートの一つです。しっかり迷いましょう。










お次は電装パーツつながりでウィンカーにいきます。ウィンカーカスタムと言えば一般的に小さなウィンカーが好まれますが、私の場合は違います。現行ハーレーには純正バレットウィンカーのサイズがとてもお似合いに感じます。
今回使用するのは国内屈指のマシニングパーツメーカー「ミスミエンジニアリング」のウィンカーでこのタイプは純正をほんの少しだけ小さくした大きさです。
何事もバランスが大切。





それではウィンカーの取り付けです。
まず使用するバルブの接点にエレクトリカルコンタクトグリスを塗布。接触を良くする上に高い防水効果があるため錆による腐食を防いでくれます。









お次はレンズに付いているこの黒いO-ring。












こちらにもシリコングリスを少量塗布しておきます。防水効果を高める上にゴムの劣化を抑制します。










ここまで下準備ができたら、はじめて組み付けます。

よく点検時にウィンカーバルブが錆だらけになっている車両を見受けます。
たかがウィンカー交換ですが防水は重要です。

長嶋終身名誉監督も言っていました
「防水してますか?」





まずはフロントウィンカー装着完了の図。
絶妙です。

配線処理と一緒にブレーキラインとクラッチケーブルも張りなおしておきました。
しっか長さを合わせたケーブル類の美しさはカスタムのレベルを一歩引き上げます。







続いてリアウィンカーですが、そのまま取り付けると少し出っ張り過ぎるということで少し加工を。











マッハでバラして













切って













もう一丁切って













ちゃんと塗って(純正ビビッドブラック)













装着するとあら不思議。
出張ってないって具合になりました。

バイクを愛する私は車を運転中、すり抜けバイクに幅寄せ致しませんが、
こちらウィンカーの幅寄せはよく致します。










地味な作業の連続でしたが
取り付けパーツはこれでおおよそ完了いたしました。



あとはタンクのペイントとシートが加工から上がって来るのを待つのみです。

素敵なデザインを考えておりますので
もうしばらくお待ち下さい。


by クリスマスプレゼントが楽しみ 津田







2011年12月15日木曜日

883L②

皆さんこんにちは
いよいよ寒さ本番
作業はいつも本番
でお送りする883Lを解き放てシリーズ第②話

今回は
前回Rサスを交換しバランスを調律した883Lの
フロント周りをカスタムしてゆきます。


早速こちらマスター岸本が顔面撮影拒否で
かかげていますは、今をときめくRSDのクリップオンハンドル
ご存知セパハン
このカスタムの目玉商品です


このRSD(Roland Sands Design)
ビレット削り出しパーツで有名なPerformance Machine社の御曹司
ローランド・サンズが展開するパーツブランドで
無論そのラインナップは削りだしパーツのオンパレード
その人気たるや
もはやハーレーアフターパーツマーケットの
メインストリームの一角を担うほど


ふむふむ
そーゆーブランドだったのか~。



で早速装着。イイです。












続きましてこちら我らがハーレー純正の新型「GET-A-GRIP」。
微妙に樽型のモダンなハイテクグリップ。
握り心地は歴代トップクラス。更にグリップ径を標準型・太型 2種類から選択可能。









装着前に一加工。
まずグリップエンド中心に穴あけ。
正確に正確に中心に穴あけ。











夏祭り出店の射撃で当てれたことはありませんが、今回は無事ど真ん中射貫けました。
ところが、グリップ部のラバーをグリップエンドでカシメるような形のようで、上手く貫通させるにはこのラバーを除去しなければいけません・・・。
知らなかった(汗)
削りすぎるとグリップがズルズルに動きだすので慎重にラバーを削ります。心配・・・。






何とか除去完了。
ゴムは逃げるので中々上手く削れません。
写真では一枚ですが神経は100枚ほど擦り切れました。










苦労しましたが、裏から見ても必要最低限の穴径でひとまずオーケー牧場。












そして今回使用するミラーの登場。
老兵「ナポレオンミラー」未だ戦力外通知受けず。
現役バリバリ伝説更新中。











このお方にも一加工。
ミラー付け根の出っ張りを除去します。












「いち。」













「にー。」













「ハァァーッ!!!」
面倒くさいので手刀でいきました。
中々の切れ味。











かなり疲れてきましたがガンガン行きましょう。
先ほど処理したグリップをハンドルに取り付け、予め用意しておいたスペーサーをこのように挿入。










スペーサーをベースにミラー装着。
バーエンドミラーの完成。
もとい、ようやくバーエンドミラーの完成。












左側グリップだけで体力を使い切ってしまったので
この作業を右側グリップでも同じく行うと


「もう無理・・・。」


となりますが


何とか踏ん張りました。





時間はかかりましたが、素敵です。
このバーエンドミラーですが、見た目も私は好きですが
セパハンのような極端に幅の狭いハンドルの場合
通常のミラー位置では後方の視界が得られないため
機能面でも有効な手段となります。

趣味と彼女の両立
仕事と家事の両立
見た目と機能の両立

なかなか出来ない三大両立。


それでは本日の仕事はこへんにしておいて
帰って溜まった洗濯物と晩ご飯の仕度を致します。



by 残すは趣味と彼女の両立 津田



2011年12月12日月曜日

FXDLカスタム!!

以前から予告しておりましたダイナシリーズカスタム第2弾!!

FXDL ダイナ・ローライダー カスタムです。

まずは・・・

交換および塗装するパーツをバラして行きます!


あっと言う間にローライダーが丸裸に・・・

そして取り外したパーツはブラック塗装に!


 こんな感じに・・・

トリプルツリーを取り付けハンドルバーの選択に・・・
今回はドラッグバー!!



ブラックのドラッグバーをクロームのライザーで取り付けます!



こんな感じ・・・

そしてホイールは前回FXDBに真っ黒のFXDLホイールを履かせましたが・・・

今回は・・・


 
前後共にブラックにシルバーのピンストを入れてみました!

なかなかカッコいいです!!


 
 メーターパネルとバッテリーバッテリーバンドもブラックに・・・


そして今回の要的なカスタムは・・・

ヘッドライトバイザー!!

一昔前のローライダーを思い出させるこのシルエットは不滅です!!


もちろんブラックに塗装。

ヘッドライトも以前の様なレンズカットタイプに変更し雰囲気を出しています!



ここでビルダー川口君!拘りの一手間を・・・


上がノーマル・下が拘りプーリー!!

プーリーの外側のシルバー部分にバフ掛けをしてツヤツヤに!

写真では分かり難いかも・・・

さあ!すべてのパーツを取り付けると・・・


いい感じにまとまったのではないでしょうか!!

今回はタンクよりフロント側中心のカスタムでした!

後はオーナー様の最終味付けをこのハーレーは待ってますよ。

もちろんショールーム展示中です。

詳しくは現車にてご確認を!!

ご来店おまちしております。