2013年11月29日金曜日

新世代オーディオカスタム

皆様大変お久しぶりです。
今年ようやくヒータージャケットを手に入れた時代遅れメカニック津田です。

時代遅れを取り戻すべく、仕事は一歩先をと新世代オーディオに挑戦です。

その前に2014年モデルより新しくなりましたツーリングモデルのオーディオについて少し整理しておきましょう。
まず、現在オーディオを装備しているモデルは
・FLHX ストリートグライド
・FLHTCU TC エレクトラグライドウルトラクラッシック
・FLHTK TC  ウルトラリミテッド
・FLHTKSE TC CVOリミテッド

の4車種になります。
そして、それぞれの構成の違いはと言いますと
                        
           スピーカー数 / スピーカーサイズ / スピーカーパワー / 増設アンプの有無
・FLHX       2        / 5.25in        / 25W         / 無
・FLHTCU TC    4        / 5.25in        / 25W         / 無
・FLHTK TC    4        / 5.25in        / 25W         / 無
・FLHTK CVO   4        / 6.5in         / 75W         / 有

というかたちになります。
いずれのモデルも2013モデルとは異なる全く新しいオーディオシステムを採用しておりますので、その音質は格段に向上しています。
「音質」なんて言いますと、ついつい「そんなのオーディオマニアにしか分からないんでしょ~?」なんてお思いになる方もおられることでしょうが、ご心配なく。
誰がどう聞いても「明らかに良い音」となっております。

百聞は一見にしかずと申しますが、音に関しては
百見は一聴にしかずとなりますので、是非皆さんにもこの音質を聴いて頂こうと
当店では FLHTCU TC の試乗車をご用意いたしておりますが、今回のカスタムはこの車両のオーディオスペックを最高グレードに引き上げる作業でございます。

具体的なメニューは
5.25inスピーカーを6.5inに交換し、アンプも増設するというものです。
それではいってみましょう。



 まずはこちらが2014モデルより一新されたコックピットビュー。中央に見える液晶画面がBoom Boxといわれるオーディオの本体部分になります。

       









 そしてフロント側。
こちらも新しくデザインされたバッドウィングフェアリング。中央の黒い部分はエアダクトになっておりライダーまで走行風を運びます。開け閉め可。
スピーカー交換のためまずはこのフェアリングを開けます。








 新型フェアリング内部です。
両サイドの白い部分がスピーカーエンクロージャーになります。スピーカー背面と一体となっており倍音・反響を作り出す部分です。





   





 エンクロージャー拡大図。
皆さんが普段室内で使用する 一般的なスピーカーの胴の部分と同じ働きをします。
余談ですがこのエンクロージャーに穴を開けるとその穴の位置や大きさによって音色を変えることができたりします。そうサウンドチューニング。素人がいたしますと十中八九音質劣化いたしますので挑戦されないように。責任は持ちません。






 スピーカーと一体エンクロージャーを外します。
 整備性は・・・。新しい工具が必要なようです。












はい、外すとこんな感じです。ご覧のように非常に大きなエンクロージャーです。そりゃ音良くなりますわ。











そしてこちらが今回装着する6.5in 75wスピーカーになります。
標準のファブリックメッシュグリルに変わりアルミメッシュグリルが付いてきます。
見栄えもグレードアップ。









取り外したスピーカーとの比較。
左)標準5.25inスピーカー
右)6.5inスピーカー
スピーカーコーンが明らかに大きくなっている上にツイーターがコーン中央から別体になっており、これによりコーンのなりが格段に良くなります。のはず・・・。







 まずはグリルの取り付け。
左)標準グリル
右)アルミメッシュグリル
断然後者。










お次にエンクロージャーにスピーカーを装着。
なんだかカッコイイ。
こう見るとだいぶとスピーカーが大きくなったと実感できます。










整備性の悪さに苦労しつつ何とか取り付け完了。メッシュグリルが立体的でスピーカーの大きさを引き立てます。
音も見た目もモリモリ。










リアも同じく交換します。
ここからは早業で。












グリル外して。
フロントと同じスピーカーです。












大径スピーカーに交換。
グリル無しの方が音も見た目も良くなりますが、野外使用のため皆さんグリルはつけておきましょう。










そしてグリル装着。
リアは更に立体感が増しております。
音も見た目もモリモリ。











 そして、ここからが本番。
これらのハイパワースピーカーを鳴らし切るために増設アンプを取り付けます。
中央の黒い箱がそのアンプ。
スピーカー交換だけでも音質は向上しますがスピーカーの真の力を発揮しているとは言えません。標準アンプのみではスピーカーパワーに対してアンプパワーが不足しています。






配線も2014モデルは新しくなっているため研究しながらの接続。
だいぶ整ってまいりました。











 車体側にも配線を取回してゆきます。
何度も配線が体に絡まって動けなくなりつつもなんとか接続完了。











完了後の出音確認。
「最高」。
 グッドサウンドです。

時間はかかりましが、間違いなく音質向上いたしましたので皆様是非聴いて頂きたいです。










今回カスタムした試乗車は店舗営業中いつでも試乗・試聴して頂けるよう
常にバッテリー満充電にてお待ちしておりますので
お気軽にお越し頂き
お気軽に大音量にてお聴き下さい。



Sound by 電音メカ 津田





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